SE女子の職場について

SE女子・キャリア

こんにちは。今日は、私が働いているメーカー系SIerの現場について、SE女子の立場から感じたことを少し書いてみたいと思います。
「SE=デスクワーク中心で静かな環境」というイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、実際には意外な面も多いんです。


男女比と職場の雰囲気

私の部署の男女比はおよそ7:3。女性が少数派ではありますが、思ったよりも偏りは大きくありません。
ただし、雰囲気としてはやはり体育会系のノリが強め。感覚的には7割くらいが「声を掛け合って一丸となる」ような空気で、良くも悪くも体力勝負な部分があります。

「頭脳労働」というより、繁忙期は体力を試されることも多く、特に納期前やトラブル対応のときはかなりハードです。


残業と成長のバランス

繁忙期には40時間程度の残業が発生することもあります。もちろん大変ではありますが、その分、担当している商材やプロジェクトに関しては自然と詳しくなり、スキルアップにもつながっていると感じます。

まとめると:

  • 残業は大変だが、知識と経験が一気に身につく
  • プロジェクトを終えた後の達成感が大きい
  • 「現場で揉まれるからこそ成長できる」という実感がある

SE女子としての扱われ方

「女子だから特別な扱いを受けるのでは?」と思われるかもしれませんが、実際は性別での扱いの差はほとんどありません
良くも悪くも「一人のエンジニア」として同じ土俵で評価されるので、仕事に取り組むスタンス次第で信頼を得ることができます。


キャリアへの不安と現実

一方で、現場で働き続けることに対する不安がないわけではありません。
私の周りの先輩方を見ると、出産を機に現場を離れ、バックオフィスに戻るケースも多いのが現状です。

  • 出産やライフイベントを考えると、将来のキャリアパスは気になる
  • ただし、若いうちは現場経験を積むことが一番効率的に力をつけられる

この「両方の視点」を持っていることが、私にとってキャリアを考える良いきっかけにもなっています。


異動やキャリアチェンジについて

メーカー系SIerでは、異動の可能性も少なくありません。
私はこれを前向きに捉えています

  • 異動によって新しい分野を経験できる
  • 職種が変わっても「自分に向いていることを知る良い機会」になる
  • 現時点では「現場を離れること=ネガティブ」ではなく、キャリアを広げるチャンスと感じている

まとめ:SE女子のリアルな日常

ここまでのポイントを整理すると:

  • 男女比は7:3、体育会系の雰囲気が強め
  • 繁忙期は残業40時間も → その分、知識と経験が一気に身につく
  • 性別で特別扱いはなく、評価は仕事への姿勢次第
  • 出産などライフイベントでキャリアの岐路はあるが、現場経験は大きな財産
  • 異動や職種変更は「自分を知る機会」として前向きにとらえている

おわりに

SE女子として働く日常には、ハードな面もあれば、確かな成長ややりがいもあります。
未来のキャリアについての不安はゼロではありませんが、**「今の経験は必ず自分の財産になる」**と信じて、前向きに取り組んでいます。

同じように悩んでいる方や、これからSEを目指す方に少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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